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子育て

「クレイマーにはなりたくない、でも学校や先生には物申したい」そんなあなたに届けたいこと

「うちの子の学校の先生のことが心配なのよ

だけど、そのことを学校に言ったら『クレイマーとかモンペ』って言われるのも嫌なのよね」

という、お悩みの保護者の方 いらっしゃいませんか?

私は、長年小学校の教員をして1年生か6年生まで担任をしてきました。

そして、私生活では二人の子どもを公立小中学校に通わせて子育てしてきました。

この記事を読もうというあなたは、大丈夫です!

教員は、誰でもかれでも「クレイマー」とか「モンスターペアレンツ」ととらえているのではありません。

先生も親も願いは、子どもの健やかな成長と幸せです。

ただ、お互い立ち位置が違うので思いが伝わらないことがあるのです。

学校と親とタッグを組むと最強のチームができると思います。

では、どうやって伝えていけばいいのかを考えてみましょう。
手に花

 

まず、学校や先生に対する心配や不満は何ですか?

 

  • 宿題の意図が分からない
  • 授業の内容が、わが子に合ってない
  • わが子が困っているのに、ちっとも見てくれない
  • もっと、保護者の気持ちをわかってよ

などでしょうか。本当は、もっと具体的にたくさんあるでしょう。

このように、悩んでらっしゃる保護者の方は、往々にしてお子さんの子育てに熱心で、お子さんのことをよく見て心配されています。だからこそ、心配がつのるのです。

また、その心配が心配を呼び心の中のもやもやが大きくなってくるのではありませんか。

まず、何に対する心配なのか考えましょう。

●たとえば、宿題に関することです。

学校で出される宿題を家に持って帰ってするのですから、おうちの方には学校で受けている授業の内容や、宿題の出し方がわかりますね。

子どもが宿題をしていく、先生が丸付けして返却されてきた。

✖がついている。

なぜ、そこが✖なのかわからない。

子どもに聞くけど、明確に答えが返ってこない。

うちの子は、一生懸命やっているのに、時間を割いて子どもの宿題につき合っているのに、なぜそれが報われないのかという悲しい気持ちになっていませんか。または、怒りすらわきあがってきていませんか?

●子どもの様子がいつもと違う、先生から言われたことで子どもが悩んでいる、友達からいじめられているのではないか

それなのに、ちっとも先生はわかってくれてない。

学校は、どんな対応をしているんだろうか。

まったく、わかってない、通じない。見てくれてない。

どうしたものか、イライラする。

なんて経験はありませんか?

 

保護者の気持ちの伝えてますか?

ヒッピーのバス

そもそも、不安になった気持ちや心配を担任や学校に伝えていますか?

気持ちを抱えたままでは何の解決にはなりません。

SNSに呟いたところで、ご自分の気持ちは少しは軽くなるかもしれませんが、顔の知らない相手はあなたとお子さんを救ってくれますか?

知り合いでさえ、一緒に行動を起こしてくれる方は、少ないのではないですか?

黙っていて、様子見をしていようというのであればそれでもかまいません。それほどの事ではないのでしょう。

私は、わが子の事で困った時、同じ教職の先生に何か言うということをとても躊躇しました。

「先生のくせに、わかってない」とモンペ扱いされるんじゃないかと思ったからです(笑)

それでも、「いじめをうけているんじゃないか」と思った時、さすがに担任の先生に相談しました。

そうです。相談という形で保護者の気持ちを伝えてみてはどうでしょう。

私の場合は、娘が小学校高学年の時友達関係で悩んでいました。

  • なんとなく、友達の輪に入りづらい
  • 噂話をされているような気がする
  • 無視されているような気がする

という話は聞いていました。

その時点で担任に相談するのも構わないんですが、「先生のくせに」という自分に課した縛りのため、娘には「自分で仲間に入っていったら?」「嫌な気持ちを直接言いなさい」と娘が強くなるように仕向けていました。

ところが、ある日「配膳された給食の食器に、消しゴムのかすが入っていた」と聞いたときは、さすがにこれはやられてると思いました。

なぜなら、私の長い教職生活の中で食器に消しゴムのかすが入っていたことがないからです。

間違って、食材を包んでいたビニールの切れ端が入るとか、配膳の時に髪の毛が入るとかだったら話は分かります。

いくら掃除の行き届いてない教室でも、消しゴムのかすが入ることはありません。不自然なのです。

そこで、かなり心配になり担任の先生に今までの事も含めてお話をしました。

聞いてくださった先生も「不自然だ」と思って下さり、休み時間にはなるべく教室にいて、様子を見てくださるようになりました。

そこで、周りの友達は少し気配を察知したようです。

そのころ、ちょうど学校の「いじめアンケート」があり、娘が書いているところを注視していたそうです。娘は、今までの無視やあざ笑いや消しゴムのかすの事は書かなかったのですが、書かれるんじゃないかと思ったのでしょうね。

かなりこたえたようで、それからは嫌な思いをしなかったようです。

先生に相談することで、こちらの「困り感」を共有でき、難しい年代の女子なので、直接的な指導は望まなかったのですが、「ここを見てください」と具体的にお願いできたことで、いわゆる犯人はわかりませんでしたが、いじめはなくなりました。

それでいいと思っています。

保護者としての経験もありますので、担任や学校への要望は次のようにしていけばいいのではないかと思います。

 

気持ちの伝え方

夏の花畑

一時的な感情に流されないでください。

不安な気持ちはわかりますが、感情的にぶつけたのではびっくりされます。相手もあなたと同じ人間なのです。

これは、私が教員をしていて、なんだかコンクリートの壁にでも文句を言っているのではないかと思われるような経験をしていますので、その恐怖と驚きは理解できます。

何に不安や不信を抱いているのか、考えてください。そして、それが分かったら連絡帳や電話などでその旨を伝えてください。

そして、込み入った内容なら是非直接会って話ができるよう申し出てみてください。

 

具体的に相談をする

 

先生が、うちの子をすべて見ていてくれるというのは、物理的に無理なのです。なぜなら、一人で30人ほどの子どもの全てを把握することはできません。

わかってくれているはず、という幻想は捨ててください。

だから、気になる事を具体的に相談してください。

すると、意外と見ていなかったところや保護者と先生の見解の違いがやっとそこで明らかになるのです。

 

これからこうしてほしいことをていねいに話す

 

例えば、前述の私の例では「友達との関係性が悪くなるのは怖いので、直接的な指導を避け様子を見てほしい」と、要望を出しました。

反対に私が教員として接した中で、クラスにそのお子さんの自主性を育てたい。という保護者の方がいらっしゃいました。

その方は、「こんな心配があるので、自分で先生(私)に相談するように言っています。もし、言ってきたら聞いてやってください。」ということでした。その子は自分で私に言ってきました。その時、私は、親御さんから聞いてないふりをして、初めて聞くというように対応しました。そして、自分で私に言ってくれたことをほめました(これが親御さんの願いでもあったので)。そして、子どもと共にどうやっていこうかと話し合いしました。そして、このことを親御さんに話していいかと許可を取り(どちらでもいいのです。その子の主体性を尊重することに意味があるので)、その子とのやりとりを親御さんに報告しました。そして、その後も連絡を取り合いながら、一緒に見守っていきました。

この例では、学校だけでなく、家庭と連携を取りながら子どもの成長を見ていけました。

教員としては、とてもうれしいことです。だから、行き届かないところがあるでしょうが、相談してほしいのです。

 

とはいえ、スムーズに話ができない時

 

せっかく、学校や担任の先生に話をしたのになかなか言いたいことが通じない。ということもあります。

先生の経験によるところや話の受け取り方が上手な先生もいますが、そうでない先生もいます。

その時は、同学年の先生や話しやすい先生に聞いてもらうのもいいでしょう。

実際、私も隣りのクラスの保護者の方に相談を受けたことがありますし、他のクラスの先生から相談を受けて一緒に対応したこともあります。

要は、保護者の方と一緒に子どもを育てていくという目的が達成できればいいのです。

遠慮せずにどしどしご相談された方が良いと思います。

同学年がダメなら、管理職や養護教諭の先生など話せる相手を見つけてください。

誰かが、手を差し伸べてくれるはずです。

 

注意してほしいこと

楽しい箱

お子さんは、学校にいる時担任の先生と一緒にいますし、小学校では、担任の先生から勉強を教わるのです。

そこでもし、保護者の方が家庭で先生のことを批判したり、ダメ出しをしてたら、お子さんはどう思うでしょう。

そうです。不信感や不安感を覚えて勉強を受け付けなくなるでしょう。そうなると、お子さんが不幸になります。

お子さんの居ないところで、愚痴を言うなり批判をされてもいいのですが、お子さんの前では我慢しましょう。

大人の対応をして下さい。

私もわが子の学校生活で、いつも満足のいく先生とめぐりあったわけではありません。しかし、教員をしていたので不満を子どもの前で言うとどうなるのか、よくわかっていたのでそれは控えました。

お子さんの幸せを願うなら、問題がある時、行動に移していただく勇気を持ってください。

そうすることで、「クレイマー」と思われず、一緒に考えていく関係を築けるのです。





 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

みんみん

元小学校教員で子育てしながら共働きしてきました。教員のスキルと親としての子育てのちがいを感じてます。 教育の現場でたくさんのすばらしい子どもと保護者に出会い、人として少しは成長できました。 そんな日々の中で映画と音楽、本は私の旅の友達です。

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