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入学式 ピンクリボン

子育て

小学校入学前の不安解消、何をしておけばいいの?

「入学前にどんなことをやっておけばいいんですか?」

と聞かれたことがあります。私が、小学校一年生を受け持っていた時の話です。

正直、一年生の段階で家庭環境や親御さんの教育に関する考え方でかなり違いがあります。

でも、入学後に一年生担任は、その子に合った教育をしていくので、あまり気にしなくていいと思います。

ただ、基本的なことを日常生活の中で子育ての一環としてしてくれていたら、子どもさんへの負担も軽減するのではないでしょうか。

なぜなら、小学校というところは、今までの幼稚園、保育園とは違い『学習』が始まるからです。

そのための、準備ができてると負担が少なくて済むのです。

では、どんな力が必要かお話します。

返事や挨拶ができる

 

 

 

おはようございますあいさつ.j

まず、声を出して返事や挨拶ができるといいですね。名前を呼ばれたら「はい」と答えることができることは、入学式後の教室で担任は一人一人名前を呼ぶことがあります。その時に「はい」と聞こえる声を出すことができると、もうそれだけで褒められるし他の子もちゃんと見てます。

小学校には、いろいろな幼稚園、保育園から来たお子さんがいます。中には、就学前にどこにも通ってなくて集団生活が初めてというお子さんもいます。そのようなお子さんが、地域の学校に通いそれから6年間の小学校生活、3年間の中学校生活、合計9年間の義務教育期間を仲間として一緒に成長するのです。

はじめの一歩が、小学校1年生というわけです。

声が出せるということは、相手とのコミュニケーションがとれます。

たとえば、ちょっとぶつかった、通りすがりに鉛筆を落としてしまったということはよくあることです。

その時に「あっ、ごめんね」と言えるか、知らんぷりするかでケンカになったり、仲良くなったりが分かれます。

ほんのちょっとの事だとお考えになるでしょうが、子どもも大人と同じで気持ちよく生活することで落ち着くのです。

だから、返事やあいさつができると円滑に生活ができます。

 

鉛筆を持てるようになっておくこと

お絵かき.

入学後にひらがなを教えますが、鉛筆を正しく持てないとどうしても筆圧が弱く、かなり苦労します。

入学前に机についてお絵かきやぬり絵でもいいので、鉛筆を正しく持って書くことのウォーミングアップをしておきましょう。

遊びの中でお絵かき、ぬり絵をしていたらなめらかに手首が動き、ひらがなの習得につながります。

それから、正しい持ち方をしてないと、直していくのは大変です。くせがついているのです。

持ち方なんかどうでもいいとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、正しい持ち方が一番負担なくきれいに文字が書けるのです。

しばらくして、漢字も出てきますが筆順がありますよね。

これも、正しい筆順が一番きれいに書けるのです。基本が大切だということですね。

正しい鉛筆の持ち方.j

 

数をかぞえる

けんけんぱ

一年生に入学したら、10までの数をまず勉強します。

「10までなんて数えられるわ」とお考えですよね。

数というのは、目で見て、1,2,3,4、・・・

口に出して、いち、に、さん、し、・・・

それと量が結びついて理解するのです。

1(いち)・・・〇

2(に) ・・・〇〇

3(さん)・・・〇〇〇

4(し) ・・・〇〇〇〇

ということです。

だから、家庭でできることは「みかん三個とってきて」とか階段を一段ずつ数えながら上がるとか、そんな日常の中で意識してもらえるだけでお子さんの理解につながります。

 

体を使った遊びをする

雲梯で遊ぶ子ども

入学後、割と早い段階で運動場の安全な使い方ということで、遊具の使い方など教えます。順番を守ることとか、ブランコの前を通らない(ぶつかって怪我をしますから)とかチャイムが鳴ったら帰ってくるとか、ルールを教えるかたわら、一人一人遊具で遊ばせてその子の運動能力を見ます。

太鼓橋をこわがってわたれない、鉄棒につかまれない、走るのが苦手、などを把握しておきます。できないから悪いというのではありません。体育の授業が始まったとき、より重点的に支援をしていこうという気持ちからです。

初めはできなくても、少しずつできるようになります。低学年ほど体力がつくのが早いです。

入学前に体を使った遊びの中で、身体能力が高まります。

たとえば、鬼ごっこ、「だるまさんがころんだ」の中には、走ること、止まることなどの力がつきます。

また、でんぐり返り、お子さんの両腕をもって持ってあげた大人の体に上ってひっくり返る遊びなどの中には、頭を下にしても怖くない運動が含まれます。

遊びの中で楽しく経験を積ませておくといいですね。

 

ひらがなを読むことができる

読み聞かせ

最近は、入学してくるお子さんのほとんどがひらがなを読めるようになっています。

でも、いつまでに読めるようにしておけばいいのかということで、お悩みの方は多いと思います。

実は、私もわが子を育てるときに悩みました。友人のお子さんが2歳までに読めるようになったとか聞くとできるのかと思います。ところが、うちの子は、2歳どころか3歳になっても関心がありませんでした。ひらがな表を使っても、ひらがなが書かれたブロックを使っても、全然おぼえないんです。

しかし、ある日保育園から帰りがけ、「くすり」と書かれた看板を見て、読んだのです。びっくりしましたが、この子にとっての時期がその時だったようです。それから、少しずつ読めるようになり、かたかなは教えなくてもするすると入っていきました。

それが、4歳の時でした。早生まれなので、周りの友達に比べると遅い方だと思います。

あまりあせらずに、興味を持った時期を見逃さずその子に適した時期に一緒に読んだりするといいかと思います。

 

生活習慣を整える

早起きの女性.j

幼稚園、保育園に通ってらっしゃると自然に身に付くかと思いますが、寝る時間と起きる時間を決めて睡眠時間を確保しましょう。入学後は、かなり疲れるようです。

今まで、親御さんが送迎したり、バスの送迎があり荷物をもって歩くということは、あまりなかったと思います。

自分で歩いて登下校することだけでも、大したものです。それに慣れない環境に入っていくので、心も体も疲れます。

しっかり、睡眠をとって次の日も元気に迎えてほしいと思います。

また、早寝をすることは親御さんにとっても子育てが楽になります。

私は、持ち帰りの仕事がありましたので、子どもを寝かせた後に家事の残りをしたり仕事をしたりしていました。

 

まとめ

小学校入学前までに

  • 元気に返事、あいさつができるようにしましょう
  • えんぴつをしっかり待ちましょう
  • あそびや日常生活の中で数を数えましょう
  • 体を使った遊びをしましょう
  • ひらがなは、興味が出てきたときを見逃さず読めるようにしましょう
  • 早寝早起きをして、生活習慣を整えましょう

なやみ

とはいえ、なかなかできない、発育が遅れているんじゃないかと心配になることがありますよね。

その時は、お子さんが通っている幼稚園、保育園にご相談ください。私も何度も相談したことがあります。

家では、わが子だけしか見ませんよね。

しかし、集団の中では違ったお子さんの姿があるでしょうし、担任の先生はよく見てくださっています。

私が相談した時、「お母さんより長い時間一緒にいるので、たくさん良いところを知っていますよ」と言って下さり一緒に育ててくださっているんだなあとうれしく思いました。

それから、お住いの行政区に相談窓口があると思います。

もし、困り感や心配事があるときは、早めに相談されることをおすすめします。

親御さんの心配は、お子さんにすぐわかりますし、心配の根本が分かることによって親子で新しいスタートを切れると思います。

どうか、希望のある学校生活が始まることを願っています。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

みんみん

元小学校教員で子育てしながら共働きしてきました。教員のスキルと親としての子育てのちがいを感じてます。 教育の現場でたくさんのすばらしい子どもと保護者に出会い、人として少しは成長できました。 そんな日々の中で映画と音楽、本は私の旅の友達です。

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